2021.04.07 00:51神社学的★今に伝わる天岩戸神話僕らが住まうこの国には、自然の摂理そのものを神とみたて命あるものすべてに神宿る随神道(かんながらの道)が続いている。その命はすべて、地球という星と太陽や月、様々な天体とのバランスにより奇跡的に生まれ、その命を継承していく使命をもっている。また、古代に生きた僕らの先輩は命をもたらすその様を神々のお話として、現代に生きる僕らにも繋がる命の連鎖を日本神話として残してくれた。日本において最も古い書物とされ...
2020.11.10 00:43神社学的☆命生み出す陽ざしと笑顔神社に魅せられ、その信仰の源流に興味がわいて日本全国様々な祈りの地へのご挨拶を重ねてきた。知れば知るほど、近代に生まれた宗教としての神道から僕の興味は離れていき、暮らしの中に見出され、各地で大事にされてきた信仰への興味がいまなお増幅している。大自然の中に抱かれるように佇む祈りの地は雨が降ればしっとり美しく、光射せばキラキラと輝きを見せてくれる。同時に厳しくもあり、時折、大きな気づきを僕にもたらせて...
2020.07.15 06:33神社学的☆目に見えないものいつもいつも思うこと。大事なものって目に見えないことが多くはないだろうか?小さなころから、人を見るときには外見で判断しちゃダメ、内面が大事なんだ! とおそわってきた。そこで言う内面とは、その人の考え方や心持ちから現れる行動や思考のことかもしれないな、と思いながらも、外見は目に見えるが内面はなかなか目に映るものではない。きれいごとと笑われるかもしれないが、お金よりも心のありようが大事だ! とも言われ...
2020.04.28 05:42神社学的☆両面宿儺という宝物こちらにも掲載しているが、hibi-kiというweb mediaにおいて飛騨地方に伝わる両面宿儺について記事を掲載したのですが、その補足的な意味を込めてその時の原稿の原文をこちらに記録しておこうと思う。
2020.01.21 07:01神社学的☆プロセスこそが随神道この国に住んでいる人であれば、一度も神社に行ったことがない、というほうがめずらしいかもしれない。では多くの方の神社参拝はどんなきっかけが多いのだろうか?お宮参り、七五三、結婚式やお葬式などの人生の節目には必ずという方もいれば、お祭りや初詣といったイベント的な時にしかというかたもいるだろう。または観光や出張の際に立ち寄るなどなど、そのきっかけは様々ではないだろうか。もちろん合格祈願や縁結びなどの「お...
2020.01.14 09:00神社学的☆水と光と祈りの音とここ数年、やけに“水”に心を奪われている。この惑星の最たる資源、財産、宝物はどう考えても水なんじゃないかってこと。これだけテクノロジーが発達し、ガンガン宇宙に向けて調査が始まっていながらも、表面上にここまで豊かな水を有している星はまだ見つかっていない。そして「母なる海」と表現されるその存在なくして、地球上の様々な命ははぐくまれてこなかったはずだ。昨年、それまではあまり信じられてこなかった“水”の力...
2020.01.14 06:42神社学的☆先人はいつもクリエイティブ!noteに新しいブログを更新しました!タイトルは「神社学的☆先人はいつもクリエイティブ!」です。ぜひご一読ください。〜冒頭をご紹介〜神社学を通して僕が一番伝えたいことはとてもシンプルで、暮らしの中に日本の神様を意識してみたらいかがでしょうか? ということ。何かの宗教に入らなくても、特に日本の神様に詳しくなくても、日本は古来から自然を神様そのものと捉えてきたのだから、朝、目が覚めたら空にむかって「今...
2020.01.06 06:36神社学的☆深淵なる日本のシャーマニズム令和弐年、いよいよ明けましたね。数少ないであろうw こちらの貴重な読者の皆様におかれましては、本年も健やかにご多幸のもと日々の暮らしが全うできますことを祈念しつつ、今年初号のブログをしたためます。今年はいよいよ東京オリンピック開催ですね。個人的には、僕は東京への招致反対でしたし、今でもあまり前向きにはとらえておりません。その理由を書き出すとキリがないので、どうでもよい僕のアンチ・東京オリンピックの...
2019.12.20 05:49神社学的☆命の連鎖の真っただ中にある責任神社に足を運ぶようになり、少しずつ僕は命の起源に思いを馳せるようになった。同時にこの国の成り立ちや歴史にも興味をもち、その歴史を遡っていくと「古事記」にたどり着いた。しかし当然だが「古事記」が日本の始まりではなく、そこに記録されるずっと前から僕たちの祖先は生きていて、神道や神社ができる前から、働き、食べ、眠り、だれかを愛し、子を産み育て、太陽や月や雷を神様として崇めていただろう。たった一人の数十年...
2019.12.09 08:37神社学的☆「師走」・・・からの先人との対話師走。歳を重ねるごとに師走を迎える時間が本当に早く感じる。そもそもこの師走って、何をもっての言葉なのだろう。気になったので調べてみた。本来は旧暦の12月にあてていた言葉であり、現在はそのまま新暦12月に使っている言葉である。新暦と旧暦はそもそも暦の捉え方が違うので、本来の意味にあてると、12月下旬から2月の上旬を指す言葉であり、いずれにしろその年の終わり時期(新年始まる手前)を指す言葉である。年の...
2019.12.03 04:50神社学的☆自然という神との出会いが“自分”となる僕が20代のころ見に行った演劇があった。とても前衛的な演出で、舞台上は怪しい光のもと、霧が立ち込め「うわぁ、すげえな。超神秘的だ!」なんて感動していました。それから20年以上たった数年前、同じ演出者の手掛ける舞台に出かけたのだが、さすがに時の流れとともにその演出も磨きがかかり、さらに神秘的な空間が広がっていた・・・が、どうしても僕は以前のような感動をすることができなかった。この光は照明であり、立ち...