[Media情報]二千四百年以上の歴史を伝える、新潟県・弥彦山の信仰と伝説(中村真・神社学)/Yamakei Online
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越後平野に浮かぶようにそびえる、三角錐の端正な山容の山、弥彦山。その麓に里宮を、頂に御神廟を持つ彌彦神社は、3つしかない鎮魂祭を行う神社として知られる。その理由は、二千四百年以上も前――、弥彦山に祀られている天香山命の神武天皇の「神武東征」での活躍から来るものだという。
広大な越後平野の中央に固まるように聳え立つ弥彦山脈の主峰である弥彦山は、北に位置する多宝山との双耳峰である。北に角田山、南には国上山へと連なる634mの低山ではあるものの「日本百名山」の著者・深田久弥も、その後書きにて「名山には違いないが絶対的な標高が足りなかった」とあえて述べているほど、秀麗な山容をしている信仰の山である。...<続きを読む>
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