【Media情報】北部九州、日田の地に”祈り”を巡る/Yamap 祈りの山project
失われた歴史に連なる謎多き土地、日田
日本が建国されたのは、今から2679年前のこと。これは日本最古の書物と言われている古事記やその後に編纂された日本書紀(以下:記紀とする)に記された神話から読み解くこの国の始まりだ。
僕らの住むこの国には2000年の歴史を超えて、今なお古代の神々の気配が色濃く残っている。しかしその神々の存在を正確に伝えていくことは決して容易なことではない。後世に残される歴史というものは、往々にして時代の勝者が記し伝えるものだからだ。それは、神話ですら例外ではないと僕は考えている。
神々の誕生譚は、宇宙の中に原初の神々が生まれたことから始まり、伊邪那岐命(イザナギノミコト)、伊邪那美命(イザナミノミコト)の後、天照大神(アマテラスオオカミ)、月読尊(ツクヨミノミコト)、素戔嗚尊(スサノヲノミコト)が生まれ落ちたあたりから、その後の天皇家につながっていく。...<続きを読む>
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